マグネシウム(にがり)

マグネシウムとは

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マグネシウムは
20〜25gが体内に存在していて、
(大人の場合)
その中の60〜65%が
骨と歯に含まれています。
残りは、肝臓、筋肉、血液に
存在しています。

マグネシウムは
植物が光合成をする際に必要な
葉緑素(クロロフィル)を構成する
成分であり、
人間にも植物にも不可欠な栄養素です。

豆腐を作る際に必要な
にがりの主成分も
マグネシウム(塩化マグネシウム)であり、
ダイエット効果も注目されています。

身近なところでは、
昔はカメラのフラッシュ(発光)にも
使われていました。
(現在は危険なのであまり使われていませんが)

さらに、マグネシウムは
次世代エネルギー開発にも
関わっています。
物理学者でもある
ドイツのメルケル首相も、
未来のエネルギー政策として
推進している太陽光発電。
マグネシウムは
それに必要な要素でもあるのです。
(詳しくは「マグネシウム ソレイユ」
で検索してみてください。)




頭痛とマグネシウム

人間の体にとっての
マグネシウムの役割は
以下の通りです。

1.
血管を縮めたり広げたりして
血圧を上げたり下げたりするのを
手助けする。
2.
カルシウムが
細胞に長い時間に留まって
その細胞周辺の血管が
緊張してしまった場合に
血管の緊張を和らげる。

このマグネシウムが不足することで、
血管の調節ができなくてなって
頭痛が起きてしまうのです。
マグネシウムには
頭痛を緩和させる効果があるのです。

頭痛の原因の一つに
血液の状態があります。
血液がドロドロになることで
血流が悪くなり、
酸素が不足して片頭痛が起きるのです。
この血液がドロドロになる原因が
血小板の凝集です。

現代人は
さまざまなストレスを抱えています。
人がストレスを感じると
血小板はこのストレス物質を
キズと勘違いし、
ストレス物質に向い
猛然と集まります。
つまり血小板が凝集してしまうのです。
同時に血流量を減らそうと
血管が収縮してしまいます。
しかし、血小板は
キズではないストレス物質に
集まってしてしまった
という勘違いに気づき、
血管はあわてて元に戻ろうとするため、
通常よりも拡張しすぎてしまい、
片頭痛が起きるのです。
この凝集を防ぐ働きがあるのが、
「マグネシウム」です。

マグネシウムには
血管収縮を起こす血小板からの
「セロトニン」という物質の放出を
抑える役割があります。
つまり、
マグネシウムは血小板に
コーティングをして、
凝集をコントロールする働きがあるのです。

これにより過度の凝集を防ぎ
血液がさらさらになり
頭痛を起きにくくしているのです。

マグネシウムの量が
いつもよりも減少すると
セロトニンが大量に分泌されて
筋肉が緊張状態になってしまいます。

筋肉が緊張状態とは、
「起床時などに足のつま先や、
ふくらはぎに痙攣(けいれん)が起きる」
「まぶたがピクピクと痙攣(けいれん)を起こす」
といった症状です。

筋肉を緩める働きのある
マグネシウムが不足しているため、
筋肉が緊張状態になって、
結果、上記の様な
痙攣(けいれん)が起きてしまうのです。
さらに、
足やまぶたの痙攣(けいれん)と
似たような現象が脳にも起きて、
頭が痛みに敏感になります。
これが「片頭痛」です

厚生労働省では、
1日マグネシウム所要量として
成人男子で280〜320mg、
成人女子で240〜260mgとしています。
これ以下の量の人のほとんどが
片頭痛に悩んでいる、
というデータが表れています。

片頭痛が起きている時に、
脳内のマグネシウムの濃度を測定すると
3〜5割の人が、
通常の濃度より19%低いことが
報告されています。
現に片頭痛が起きたときの
血液のマグネシウム濃度は
30〜50%不足していると言われています。
1日の摂取量が300mlと言われますが
現代人は200mlしか摂取できておらず、
100ml不足しています。

1日400mlのマグネシウムを
3週間〜4週間の間摂取すると
頻度が減るとも言われる。
中には完全に改善したと言う例もあります。



マグネシウムの頭痛以外の効果
マグネシウムには
女性の月経前症候群と呼ばれる
生理前の腹痛・気持ち悪さ・頭痛
などの肉体的な症状や
精神的に不安定な状態を
和らげてくれる効果があります。

妊娠中に起こる
こむら返りにも効果があります。
また、
カルシウムとの相互作用によって
骨の形成を正常化する、
筋肉の収縮を正常に行う
などの効果もあります。

骨の形成や筋肉の収縮には
カルシウムが関わっている
イメージがありますが、
マグネシウムも必要な物質です。
ダイエットにも効果があります。

体のエネルギー代謝を
効率よく行える状態にもしてくれます。


マグネシウムの摂取の仕方
マグネシウムは
野菜・豆類・魚介類・海藻類・種実類
などに多く含まれています。

具体的には

野菜類では、
枝豆・紫そ・オクラ・パセリ

豆類では、
きな粉・大豆・油揚げ・納豆

魚介類では、
煮干・いわし・しらす・かつお節・
干し海老・するめ・あさり・いくら

海藻類では、
アオサ・わかめ・ひじき・とろろこんぶ

種実類では、
ごま・アーモンド・松の実・落花生

にマグネシウムが多く含まれています。

また、「にがり」にも多くの
マグネシウムが含まれています。
にがりで摂取するなら
1日60滴ほどで
200mlのマグネシウムを
摂取する計算になります。 

しかし、
加工された食品や生成された食品は
含まれるマグネシウム量は
減少しているので
そこは注意しましょう。

また、
飲酒やストレスは、
マグネシウムの吸収を
阻害してしまいます。
マグネシウムの吸収を
低下させないためには、
ストレスをためないようにすることや、
お酒を飲むときに
マグネシウムを含む食品を
多く食べるようにすることも大切です。
枝豆や落花生は、
お酒のお供におすすめの食材です。

また、
ビフィズス菌・オリゴ糖は
マグネシウムの吸収を高めてくれます。
チーズやヨーグルトなどの乳製品には
ビフィズス菌が多く含まれています。
大豆やごぼう、バナナ、はちみつなどの
食品はオリゴ糖の含有量が多いです。
これらの食品を一緒に摂取することも
おススメです。

マグネシウムの弊害
マグネシウムには、摂取することで
良い面がたくさんありますが、
逆に摂取し過ぎると、
体に悪影響が出る場合があります。

過剰な摂取により
軟便や下痢を起こします。

普通の食事では
摂取し過ぎにはなりませんが、
マグネシウムのサプリメントを
摂取する際には気をつけてください。

また、酸化マグネシウムの過剰摂取は
腎臓に病気を持っている方の場合、
腎臓が酸化マグネシウムをろ過できず、
体にたまっていきます。
心臓に病気を持っている方にも
あまり良い影響を与えない
とされています。

マグネシウムの過剰摂取により
高マグネシウム血症を
引き起こすことがあるため、
注意する必要があります。
安易な過剰摂取は絶対にやめましょう。

服薬を行っている方は
1度主治医にどのくらいなら
マグネシウムを摂取してよいか
尋ねてみてください。

また、
マグネシウムは単独で摂取すると、
カルシウムが不足することで
脳血管を緊張させる原因になり、
結果、頭痛がひどくなる場合もあります。
これでは片頭痛を治そうと思って
摂取しても逆効果です。
カルシウムとマグネシウムは
一緒に摂取することをおススメします。

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