最強?!頭痛の特効薬

頭痛の特効薬として有名な
トリプタン系薬剤を紹介します。

概要
頭痛に対する治療薬の中でも、
市販の鎮痛薬は
すでに起こってしまった炎症を抑える
働きが主なのに対し、
トリプタン系薬剤は
炎症を抑えるだけでなく、
脳の血管と三叉(さんさ)神経に作用し、
片頭痛の根本的な原因を
ピンポイントで抑える、
片頭痛に特異的な治療薬です。

上手に使えば市販の鎮痛薬では
効果がなかった頭痛を
改善できます。
胃には障らない薬です。


特徴と作用
脳血管の拡張により
血管の周囲を取り巻く
三叉(さんさ)神経が刺激を受けると、
神経ペプチドと呼ばれる
「痛みの原因となる物質」
が放出されます。
すると、血管の周りに炎症が起こり、
それがさらに血管拡張を促し、
三叉(さんさ)神経への刺激を高め、
その刺激が大脳に伝わることで、
片頭痛の症状が現れます。
トリプタン系薬剤は、
3つの作用があり、
この痛みを引き起こす根源である
血管と三叉神経の両方に作用します。

1.脳の血管に作用して、
拡(ひろ)がりすぎた脳の血管を元に戻す

2.三叉(さんさ)神経からの
神経ペプチドの放出を抑え込む

.三叉(さんさ)神経が受けた刺激の情報が
大脳に伝達されるのを
ブロックすることで、片頭痛だけでなく、
吐(は)き気や嘔吐(おうと)、
光や音への過敏
などの症状も抑えます。


薬の種類
現在、日本で使用できる
トリプタン系薬剤は5種類です。
(2013年7月現在)
その剤形には、
錠剤
口腔内速溶/崩壊錠(口で溶ける)
点鼻薬
注射薬
があります。
頭痛のタイプや
ライフスタイルに合った剤形を、
医師と相談しましょう。

・イミグラン(スマトリプタン)
錠剤、注射薬、点鼻薬
・ゾーミッグ(ゾルミトリプタン)
錠剤、口腔内速溶錠
・レルパックス(エレトリプタン)
錠剤
・マクサルト(リザトリプタン)
錠剤、口腔内崩壊錠
・アマージ(ナラトリプタン)
錠剤


買い方・値段
医療機関に受診する必要があります。
薬局・薬店では買えません。
頭痛が片頭痛かどうか、
トリプタンを使用できるかどうかを
見定めたうえで処方箋が発行されます。

トリプタンを処方してくれるかどうかは、
まず身近な病院に電話して
問い合わせてみてください。

1錠約1000円(本人負担で三百円)です。

服用方法
イミグラン・ゾーミッグは
「1日4錠まで」
レルパックスとマクサルトは
「1日2錠まで」
です。
追加する場合は前回の服薬から
2時間以上の間隔を空けてください。

トリプタン系薬剤は、
頭痛の前兆期に服用しても
効果は期待できません。
頭痛が始まり、
それが片頭痛の痛みであると確信した
「軽度」のうちに服用すると
高い効果が得られます。
片頭痛がひどくなってからでは
薬剤の効果が十分には発揮されません。

また、トリプタン系薬剤でも、
飲み過ぎると薬物乱用頭痛の原因
となりますので注意が必要です。

大切な会議で頭痛が起こると
困るからと早めに服用したり、
逆にお守り代わりにして
辛(つら)くなるまで我慢したりしないで、
片頭痛と確信したそのときに
適切なタイミングで服用しましょう。



posted by かみん at 19:00 | Comment(0) | 改善する〜それでも薬を使うとき〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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