サプリメントの現実〜飲んでも吸収されない

【サプリメントの現実〜飲んでも吸収されない?】
こんにちは。


このブログでは
頭痛予防にサプリメントを推奨しています。

そのため、これから使用してみようか
という方も多いと思います。
そこで、
サプリメントに関して、
ちょっと注意していただきたい点
について、お話します。
今回はサプリメントの
「吸収性」
について。







サプリメントを摂れば、
体内に吸収される
と思われるかもしれませんが
必ずしもそうではありません。

カプセルや錠剤は、
まず胃の中で速やかに
溶ける(崩壊する)ことが重要で、
そうでなければ
吸収することはできません。


医薬品の場合、
カプセルや錠剤などが
水や人エ胃液の中で
速やかに溶けるかどうか
確かめるため、
完全に崩れるのに要する時間が
「崩壊性試験」
というもので計測されます。

しかし、
日本ではこの試験は健康食品について
義務化されていないため、
実態は明らかではありません。

そこで、
国立医薬品食品衛生研究所の
合田幸広氏が、
日本製の市販製品10銘柄の
イチョウ葉製品を調査しました。

国立医薬品食品衛生研究所
合田幸広氏
Medicianes 2015,2,47-54
http://www.foocom.net/column/editor/13516/
http://www.mdpi.com/2305-6320/2/2/47
このときの試験法は
第十五改正日本薬局方一般試験法
「6.09 崩壊性試験」
に準拠したものです。


崩壊時間には
日本薬局方の規定時間
というものがあり、
製品形状により異なります。
・カプセルは20分
・素錠は30分
・フィルムコーティング錠は60分
です。
そして、上記試験の結果、
半数の製品が規定時間内に
溶けなかったのです。

規定時間を超えても
溶けなかった場合は、
成分が吸収されないまま
排出されてしまう可能性が高い
と考られます。


一方、米国のある企業の
イチョウ葉製品
(フィルムコーティング錠)を
専門機関に崩壊性試験を依頼して
検証しました。
これは、
住化センターにて2015年7月に実施され
同じく、試験法は
第十五改正日本薬局方一般試験法
「6.09 崩壊性試験」
に準拠したものです。

日本における規定時間(60分)に対して
20分弱で完全に崩壊
という分析結果が出たのです。

このように
規定時間内に
粒が解けないサプリメントも存在します。
日本の場合、サプリメントは
サプリメント製造品質管理基準(GMP)に
準拠することが
望ましい、とされています。
しかし、準拠していたとしても
それは各企業に委ねられている部分が
多く、
崩壊性試験に関する規定は
日本GMPには特にありません。
GMP基準は低く設定されているため
企業によっては、自主的に品質検査を
実施しているところもあります。
そのため、
粒の崩壊性試験は省略できるのです。

一方、米国では
常に最新の管理基準に従った
サプリメント製造品質管理基準(cGMP)
に準拠した検査が
義務付けられていて
粒の崩壊性試験は必須になのです。

以上、サプリメント購入の際の
参考にしていただければと思います。


posted by かみん at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | サプリメントを知ろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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