手術で頭痛が治った例

片頭痛が手術で治る、
としたら、あなたはその手術を
受けるでしょうか?


実は、
9,000年以上前から
頭皮を切開して頭がい骨に穴を開ける
穿孔術、と呼ばれる手術が
実践されてました。
洞窟壁画、
古代エジプトのパピルス、
にその内容が書かれています。

また、
17世紀ヨーロッパでは
穿孔術が歴史的な片頭痛治療法
だったとも言われます。


また、極めて稀な例ですが、
激しい群発頭痛が続いて薬の効果がない、
といった重症の患者に対し、
神経の痛む部分を
局所的に切除する手術を行うケース
があります。

くも膜下出血や脳出血など
脳の異常が原因で起こる
二次性頭痛の場合は、
外科手術が必要となる場合もあります。


最近では、
心臓手術で片頭痛が治った
という例もあります。

片頭痛の1つの原因として、
心臓に卵円孔という微少な穴が空いている
ことが原因ではないかと言われています。

卵円孔とは、
胎児が母親の子宮内にいる際に、
胎盤から酸素を含んだ血液を、
右心房から左心房を通じて
全身へ巡らせるための役割をしている
穴です。

一般的に出生後に閉じてしまいますが、
成人しても穴が空いた状態に
なっている人がいます。

岡山大学が
卵円孔のために
酸素が体に行き渡りにくくなり、
様々な障害が生じやすくなる
「心室中隔欠損症」という病気の
卵円孔の封鎖手術を行いました。
その患者のうち、
19人中13人は片頭痛が消失し、
5人が症状が軽減した
と報告されています。

卵円孔が開いている状態が
片頭痛を引き起こすメカニズムは、
まだよく分かっていません。

現在の研究では、
静脈中の物質が、
肺を通過せずに動脈に流れ混むと
片頭痛を起こしやすくなるのではないか
と考えられています。

ただし、卵円孔封鎖手術を行うと、
全ての人の片頭痛が治るわけでは
ないので、充分な診察が必要です。


タグ:手術 頭痛
posted by かみん at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 病院治療〜手術で治る!?〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする